2026/11/02 製作代行~1/72 航空自衛隊 F-15J戦闘機❝J-MSIP❞(近代化改修型)(ファインモールド)~製作記事#03

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 本作品は、当サイトをご覧頂いた方からのご依頼にて製作代行させて頂いています。ご依頼の機体は、航空自衛隊で運用されているF-15J戦闘機で、J-MSIP仕様の初号機であり、かつ近代化改修された「82-8899号機」です。

令和8年10月度(第3回)の進捗状況

 前回で機体の本組立てと各部補強、及び部分ディテールアップまで終えましたので、機体の各部位における接合部の段差処理、及び機体各部の小物類と武装ミサイル類の塗装仕上げの工程に入ります。それでは各工程の解説です。

機体の各部位における接合部の段差処理

 本キットは、機体の各部位における接合部がパネルラインや目立ちにくい箇所に来るように設計されています。また、全体に1/48スケール並の非常に細かなモールドが施されているので、ジョイント部の面均し作業で極力モールドを消さない様に注意が必要となります。よって、パーツ間の接着では、段差が生じない様に接着順序を考えて作業を進める必要があります。
 

 とは言っても、どうしても微小な段差が生じる箇所が出てきます。機首とレドーム間では、モールドが下面に集中しているため、下面同士の面を合わせて接着します。すると上面に0.3mm程度の段差が生じました(赤丸部分)。1/72スケールで割り戻すと実機で約2㎝の段差となりますので、段差処理が必要になります。機首側が高いので、周辺のモールドに注意しながら切削を行います。因みに下写真は、処理が完了した状態。

 機首と機体胴体間でも0.3mm程度の段差が生じました(赤丸部分)。機首側には細かなモールドが施されているのですが、幸い機首側が高いので、モールドが少ない機体胴体に瞬間接着剤を盛って段差処理を行います。その際、機首部分の細かなモールドを痛めない様にマスキングテープを貼って養生しながら作業を行います。因みに下写真は、処理が完了した状態。

 エアインテク部分は、複数のパーツ割り構成となっているため、不要なパーツジョイント・ラインが出てきます(赤丸部分)。パーツジョイント部に瞬間接着剤を盛って隙間と段差処理を行います。因みに下写真は、処理が完了した状態。

 機体胴体とアウトリガー間では、余り段差は出なかったものの、パーツ間のジョイントラインが少し太くなったので、瞬間接着剤を盛って整形し、スジボリ再生にてジョイントラインの調整を行います。因みに下写真は、処理が完了した状態。

キャノピー(天蓋部)のパーティングライン消し

 キットの天蓋部キャノピー・パーツの断面形状は、実機を正確に再現しΩ形状となっていることから、パーツセンター部分に沿って、製造過程時の金型脱型に伴うパーティングラインが発生しています。このラインは、実機に存在せず、仕上りを損なう要因となりますので、ライン消し作業を行います。

 先ずは、スポンジヤスリ(神ヤス)#4000で完全にパーティングラインのみを消します。続いて、スポンジヤスリ(神ヤス)#6000→#8000→#10000と水研ぎ研磨を行い、セラミックコンパウンド(ハセガワ・トライツール)で最終研磨して仕上げます。

機体各部の小物類の仕上げ

 前輪ランディング・ギアの仕上げです。キットの着陸灯部分のパーツは、クリアーパーツなので、先にシルバー色に塗装した後、仕上げ色を上塗りしています。また、オレオ部分のクロームシルバー部分は、ハセガワ・トライツールのミラーフィニッシュを貼っています。

 主輪ランディング・ギアの仕上げです。基本塗装後、ウォッシング→クリアーコートへ作業を進め仕上げています。また、主輪のタイヤ・トレッドは、小スケールに効果的な塗装にて表現しています。

 排気ノズル部分の仕上げです。キットの塗装説明図では、黒鉄色と焼鉄色の組合せによる塗り分けですが、実機写真を参考にオリジナル配色を行っています。因みに今回使用したのは、Mr.カラー:スーパーアイアン2 SM203、Mr.カラー:焼鉄色 No.61、モデルカステンカラー:履帯色 C-06、タミヤ・カラー:ダークアイアン(履帯色) LP-54です。

 センターパイロンの仕上げです。基本塗装後、ウォッシング→グロス・クリアーコート→デカール貼り→仕上げクリアーコートの順に作業を進め仕上げています。

 両主翼下のサイドパイロンの仕上げです。センターパイロンと同様の仕上げを行っています。主翼への取付けダボには、補強のため真鍮線を仕込んでいます。

 ドロップタンクの仕上げです。デカールは段差処理を行っています。

武装ミサイルの塗装仕上げ

 各ミサイルの塗装配色は、ウエポン・キットの塗装説明書に基づき仕上げています。塗装工程とデカール貼り工程を経て、クリアーコート処理を行って完成です。まずは、AAM-3ミサイルの仕上げです。

 続いて、AAM-4ミサイルの仕上げです。尚、パイロンとの接続部を金属線で補強する様に工作しているため、キットの一体化デカールをそのまま貼ると金属線が障害になって、上手く貼ることが出来なったため、事前にキットの一体化デカールを細分割カットして貼っています。

次月の作業予定

 今月の作業は、機体の各部位における接合部の段差処理、及び機体各部の小物類と武装ミサイル類の塗装仕上げまで終えました。次月は、機体の塗装工程と機体のデカール貼り工程に着手したいと思います。

・機体の塗装工程の着手
・機体のデカール貼り工程の着手

それでは、次月末まで、ごきげんよう。

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