2026/08/01 製作記事~1/72 中国殲-15(J-15A)艦載戦闘機「フライングシャーク」~(トランぺッター)~#03

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中国殲-15(J-15A)艦載戦闘機「フライングシャーク」 製作記まとめ(主に工作編)

 前回では、アンテナ・パーツの取付け補強から、各翼部の取付け補強等の本格組立ての前に行っておく補強工作、部分ディテールアップ工作の解説を行いました。 今回も、その続きを行います。早速、解説に入ります。

アンテナ・センサー類の取付け補強

 このキットもですが、現代ジェット戦闘機の機体表面から突出するアンテナ・センサー類が再現され、別パーツとして構成されています。しかし、機体への接着は、海外キットに有り勝ちなイモ付けや凸凹付け等で、接着面積が小さく根本部分から折れやすい。なので、金属線で軸打ちして補強します。因みに使用金属線は、銅線0.19mmΦです。

 補強したアンテナ・センサー類を機体にセットして、仮組み確認します。軸打ちしてあるので、パーツを差し込むだけで自立します。 ついでに、キャノピー・パーツの仮組みも行っています。ピッタリ合わせるために接合面のヤスリ調整が必要でした。チェックは大事ですね。

脚カバー取付け部の補強

 続いて、脚カバー取付け部の補強です。先のアンテナ・センサー類と同じく、同径の胴線で軸打ちして補強します。

 補強した脚カバーを機体にセットして、仮組み確認します。軸打ちしてあるので、パーツを差し込むだけでしっかりと自立します。因みに銅線は、適度に焼鈍してあるものを使用すると、曲げによる金属疲労に対し比較的に耐性がある様に感じます。個人的な経験則ですが・・・。

機首部30mm機関砲のディテールアップ

 ここで気になったトコロのディテールアップを行っています。 右側機首部の30mm機関砲ですが、機体と一体モールドとなっています。また、砲身も太くスケールアウトして、少し残念ですね。(下写真の赤丸印部分)

 ですので、機体の彫刻モールドを切削して開口し、30mm機関砲の砲身を真鍮パイプで自作します。 因みに使用した真鍮パイプは、外径0.6mmΦ(内径0.4mmΦ)です。 また、砲身が機体面から少し浮かす様にしたいので、機体側に埋込む砲身基部は、砲身外径より少し大きいプラ棒(1mmΦ)にピンバイスで真鍮パイプが通る様に孔開けして接着しています。 尚、機体側には、自作の機関砲パーツの落ち込み防止のため、プラ板で裏当て処理を行っています。(下写真の赤丸印部分)

空中給油プローブのディテールアップ

 続いて、機首左側に設置されている空中給油プローブですが、先の機関砲と同様に機体と一体モールドとなっています。(下写真の赤丸印部分)

 ですので、機体の彫刻モールドを切削して開口し、空中給油プローブを自作してディテールアップします。 開口後は、切り出したプラパイプ等で裏当てして、自作の空中給油プローブ・パーツが落ち込まない様にします。(下写真の赤丸印部分)

 自作の空中給油プローブ・パーツは、同スケールの現代ジェット機等の余剰パーツを加工しています。パーツがピッタリ嵌る様に調整を繰り返して作業完了です。(下写真の赤丸印部分)

各部エッチング・パーツの取付け補強

 このキットには、プラでの再現が困難なトコロを付属のエッチング・パーツを使う様に指示があります。本キットでは、フランカー系特有の前脚部の泥除けフィンを1枚づつ、エッチング・パーツで取り付け様に指示されています。(下写真の赤丸印部分)

 この手のエッチング・パーツは、殆どイモ付けでの接着となりますので、取付け強度に不安が残ります。今回も例に漏れませんね。(下写真の赤丸印部分)

 キットパーツには一応、泥除けフィンを付けるトコロにスリットがモールドされていますが、薄いエッチング・パーツの厚み(0.2mm厚)分しか接着代がありません。(下写真の赤丸印部分)
 そこで・・・・。

 泥除けフィンを受ける支持突起を金属線で作ります。前脚柱の泥除けフィン基部にピンバイスで孔を開けて銅線0.19mmΦを差し込み接着します。

 支持突起の銅線と前脚柱の泥除けフィン基部に、エッチング・パーツの泥除けフィンを瞬間接着剤にて取り付けてます。支持突起の銅線は、補強の他、泥除けフィン間の均等なクリアランス材も兼ねています。

 続いて、機首下面のフィンとAOAセンサーです。これもエッチング・パーツで再現されていますが、機体パーツへの取付けピン等はありません。この場合の取付けに際しは、取付け側(エッチング・パーツ)のゲートを長めに残して置くと、取付けピン代わりになります。

 フィンは、差し込み出来る様に予めスリットを切っていますが、AOAセンサーは、僅かな凹スリットのモールドがあるのみなので、残して置いたゲート・ピン部を差し込む孔をピンバイスで開けて置きます。(下写真の赤丸印部分)

 ゲート・ピンを残したフィンとAOAセンサーを機体にセットして、仮組み確認します。エッチング・パーツにピン軸があるので、パーツを差し込むだけで自立します。

 機首両側面にあるAOAセンサーも同様に、取付け側(エッチング・パーツ)のゲートを長めに残して、取付けピンにします。

 機体側には、事前にゲート・ピンを差し込む孔をピンバイスで開けて置きます。そして、ゲート・ピンを残したAOAセンサーを機体にセットして、仮組み確認します。エッチング・パーツにピン軸があるので、パーツを差し込むだけで自立します。

  今回はこの辺で、ごきげんよう。

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